出生前診断①~概要~

 

賛否ともに多い出生前診断で、人それぞれいろんな考え方があるかと思いますが、
妊娠時に既に35歳を過ぎていたこともあり、私は受けようと思っていました。


そもそも出生前診断とは…
赤ちゃんが生まれてくる前にどのような病気を持っているかを調べる検査
を行って、これに基づいて行う診断のことをいうそうです。

が、もっと簡単に平たく言うと、ダウン症の症状があるか、
検査を受ける段階で大きな疾患を抱えているか?を検査するもののようです。。


出生前診断の種類は大きく分けて、以下4つの検査があるようです。

①新型出生前診断・いわゆるNIPT
胎児の染色体断片を実際に検出する検査


②オスカー(コンバインド検査ともいう)
「母体年齢×母体の血液検査×胎児のNT(首のむくみ)」からダウン症の確立を算出する検査

③オスカープラス(コンバインドプラス検査ともいう)
「母体年齢×母体の血液検査×胎児の超音波検査」からダウン症の確立を算出する検査


④クアトロマーカー
「母体の年齢×血液検査」から一部ダウン症の確率を算出する検査


この①~④の検査結果を見て、必要があれば、羊水検査を行うようです。

 

それぞれの特徴は、以下のとおりで、

①新型出生前診断・いわゆるNIPT
・血液検査だけで結果がわかる
・結果が陽性・陰性で出てくれる
・検出率99.1%と大変高い
偽陰性率(陰性ではなかったよ)という確率が低いと少し目にした学会誌に
書いてあったような気が…。)
・検査費用が高い!(複数個所調べたところ、検査費用が20万円前後でした…。)
・検査可能週数は9週から16週頃まで


②オスカー(コンバインド検査ともいう)
・血液検査と超音波検査で結果がわかる
・結果はあくまでも確率(何パーセント)としか出ない
・検出率90%程度
・検査費用は3~5万円前後
・検査可能週数は11週から13週頃まで

③オスカープラス(コンバインドプラス検査ともいう)
・血液検査と超音波検査で結果がわかる
・結果はあくまでも確率(何パーセント)としか出ない
・検出率95%程度
・検査費用は5~8万円前後
・検査可能週数は11週から13週頃まで


④クアトロマーカー
・血液検査で結果がわかる
・結果はあくまでも確率(何パーセント)としか出ない
・検出率80%程度
・検査費用は2~3万円程度
・検査可能週数は15週頃

 

私は、

・NIPTはお高かったことと、
・オスカープラスと比較して、数万円の課金で検出率5%程度上げることができること
・クアトロマーカーは、あまり参考にならないよ、と産婦人科で聞いた

以上の3点の理由から③のオスカープラスにしました。

 

次回は検査を受ける病院を探した時のことを書きたいと思います。

どなたかの参考になると幸いです。